SNS運用の重要性を、本当に自社の課題として捉えられていますか?
株式会社SNSの右腕は、これまで累計100社以上の企業様を支援してきました。しかし実際には、多くの企業がSNSを「やらなければならないこと」と理解しながらも、まだ経営や事業成長と直結する自分ごととして落とし込めていないのが現状です。
というわけで今回は、これまで弊社が累計100社以上を支援してきた中で、クライアントはどんな風に変化していったのか?そしてSNSを通じてどんな成果を手にしてきたのか?
そのリアルな事例にフォーカスしながら、単なるノウハウ紹介ではなく、なぜSNSが経営や事業成長にとって欠かせないのか?
その本質を皆さまにお伝えしていきます。
第一章:SNSがもたらす価値
SNSの事業に貢献する価値は大きく分けて3つ。
①採用
②リード獲得
③UGCが生む無限の接点
一つ一つ詳しく解説していきます。
①採用
まず初めにお伝えしたいのは、「SNS採用=ただSNSで求人告知すること」と誤解されがちだということです。実際はそれ以上に、SNSだからこそ実現できる採用の強みがあります。
最大のポイントは「理念に共鳴した仲間を集められる」こと。
では、なぜそれが重要なのか?その背景には、日本の高い離職率があります。
現在の離職率は、年々増加しているわけではありませんが依然として高水準。直近データでは、7人に1人が1年以内に職を離れている計算になります。

さらに内訳を見ると、多くは会社都合ではなく自己都合=自らの意思による退職です。

これは「終身雇用の崩壊」というよりも、入社前に抱いていた期待と現実のギャップが原因で辞めているケースが大半を占めているのです。
つまり、離職の大きな要因となる 「期待と現実のギャップ」 を事前に埋める役割を果たせるのがSNSなんです。
離職理由の多くは
・労働条件への不満
・人間関係
・仕事内容のミスマッチ
といったもの。
このうち「労働条件への不満」は、事前のすり合わせでかなり解消できます。さらに、人間関係やワークライフバランスといった会社の空気感は、SNSの発信を工夫することで候補者に伝えることが可能です。
冒頭で触れた「理念に共鳴してくれる仲間」とはまさにX採用の真骨頂。
・会社の雰囲気を開示したり
・理念や価値観を投稿したり
することで、応募者は「この会社に入りたい」よりも先に、「この人のもとで働きたい」という感情を抱きます。
さらに有効的な施策は、あえてハードルを上げる投稿。
たとえば「うちの環境は正直めちゃくちゃ厳しい。でも必ず成長できる。成長に飢えてる人だけ来てほしい」と発信すれば、辛さを前提に成長を求める人材が集まります。結果、自然と人材の質が高まり、定着率も上がるのです。
そして理念への共鳴以外にも、「ワークライフバランスを重視する人」に刺さるSNS施策もあります。
例えば下記の動画
弊社でも、クライアントに「社員の1日Vlog」を提案したことがあります。毎日撮影者を変え、各社員のリアルな1日を公開するという施策です。
その結果、社内の雰囲気が自然と明るくなり、応募者にとっても「ワークライフバランスがどう保たれているか」が一目でわかるように。結果的に入社後の定着率が大きく改善したという実績が出ました。
また、理念系の施策では、弊社が支援しているあるクライアントは、採用に大きなコストを割けず、高待遇を提示できる状況でもありませんでした。しかしX上で日々一貫して理念を発信し続けた結果、価値観に共感した人材との間に信頼関係が築かれ、最終的には優秀なCFOの採用に成功。
このように、SNS採用には定着率を高める効果や、理念に共鳴する仲間を惹きつける力があります。
ここまででも、SNSを採用媒体として活用するには十分すぎる理由だと思います。ですが「まだ決め手が欲しい」という方のために、もう一つ強力なポイントをお伝えします。
そう、SNS採用は採用コストを大幅に削減できるのです。
実際に弊社のクライアントの中には、数百万円単位の採用コスト削減に成功した事例があります。
例えば、年間1,000万円の採用予算を投じても、入社した人材が短期間で辞めてしまうことは珍しくありません。福利厚生や給与目当てで入ってきた人が、厳しい局面で一緒に踏ん張れるかといえば、残念ながら難しいのが現実です。
大企業ならまだしも、中小企業にとっては「苦しいときに共に耐えてくれる仲間」が必要です。それなのに、1,000万〜3,000万もの予算を割いて採用した人材が、ちょっとしたきっかけで辞めてしまう…これは採用コスト以上の損失。
一方でSNS採用は、ほぼゼロ円で採用可能。しかも採用できた人材は、理念に共感して集まっているため定着率が高く、結果的にコアメンバーとして組織の中心を担ってくれます。
ここまで揃っていて、やらない理由はありません。今すぐやりましょう♪
やれない人、本格的に運用したい人は、ぜひ弊社にお問い合わせください。
②リード獲得
ここからはリード獲得という観点でお話しします。
弊社に寄せられるお問い合わせの中でも多いのが「広告費に依存せずにリードを獲得したい」、「営業に頼らずにお問い合わせが欲しい」という声です。
実際、弊社では複数の自社アカウントを運用していますが、Xの 「えっくすの住民」アカウントだけで毎月30社と打ち合わせをしています。
では、この「30件の商談機会」を法人営業だけで生み出そうとしたらどうなるでしょうか。
例えば
・毎日100社に電話する
・1社あたり5分かけると500分(約8時間20分)
・そこから得られるアポはせいぜい2件
これを考えると、電話営業はどうしても非効率的 になりがちです。もちろん営業活動も重要ですが、採用難や人員リソースの限られた中小企業にとっては、楽に・コスパ良く・スピード感を持ってリードを獲得できる仕組みが必要です。
実際、コロナ禍では従来の営業チャネルが機能せず、SNS運用に舵を切った企業が次々と成果を出しました。依存先を「営業一本」にしてしまうのはリスク。SNSは、これを補完し、むしろ主軸にできる強力な手段なのです。
③UGCが生む無限の接点
SNSを今すぐ取り入れるべき理由の一つに、UGC(User Generated Content) があります。
これは「個人が勝手に投稿してくれる」イメージが強いかもしれませんが、実際には企業が戦略的にUGCを生み出し、広告費に依存せずに顧客を獲得する仕組みをつくることが可能です。
文章で説明するよりも、実際の事例を見た方が早いでしょう。
❶FC琉球のマスコット戦略

ご存じの方もいるかもしれませんが、サッカーJ3リーグのFC琉球が運営する「マスコットキャラクターのアカウント」は非常に示唆的です。
J3はJ1に比べて認知度が低く、ファンや選手が定着しにくい厳しい環境。そこでFC琉球は「クラブ公式」ではなく、キャラクターを前面に押し出すアカウントを展開しました。
優れているポイント
・公式アカウントの限界:広報が一方通行になり、既存ファン向けの情報共有に留まりやすい
・キャラクターの強み:親近感が湧きやすく、ファンが自然とリプやUGCで参加したくなる
結果として、FC琉球は「情報発信主体」から「ファンが自ら参加する場」へと進化。クラブにとっての課題だった認知度向上とファン接点の拡大 を、キャラクターを通じて解決したのです。
つまり、リソースが限られ、認知が弱い領域こそ、Xのような拡散性の高いSNSで「愛されるキャラクター」を立てるのが効果的。そのキャラクターがファンのUGCを呼び込み、結果的に新規ファン獲得→既存ファンとの接点増加→グッズ販売など収益拡大に直結します。
②コカ・コーラ

この事例はアカウント全体の成果ではなく、一部の投稿キャンペーンに過ぎませんが、それでも47万インプレッション・2,474いいねを獲得しました。
もちろん、企業によっては「1億インプレッション」を達成するような事例も存在します。その意味では数字だけ見れば突出しているわけではありません。
しかし、この企画が優れていたのは「UGCを誘発する設計」にあります。
画像の下に「この夏夢中になりたいこと」というボタンが設置されており、クリックするとユーザー自身が「自分の体験」を投稿できる仕組みになっていました。

つまり、ユーザーが自分ごと化して語ることで、自然と商品(コーラ)と一緒に拡散される構造。企業が一方的に発信するのではなく、ユーザーの体験を媒介にした拡散=UGCが生まれる形です。
この仕組みはブランディングにも、キャンペーンの拡散にも効果的。単なる広告ではなく、ユーザーが自分の物語を語りたくなる場を作ることこそ、SNS採用・マーケティングに共通して重要な設計思想なのです。
③春水道
「1杯買うと1杯無料」。春水堂は、このシンプルな企画をXで展開しました。そして参加した顧客を公式LINEに誘導する導線を設計し、来店率と顧客のナーチャリングに成功。

結果、LINE登録者は16万人超えにまで拡大。
ここで注目すべきは、多くの飲食店やシーシャ業態が「LINE集客」に偏っている現実です。
・店舗のテーブルにQRを設置
・店員教育でLINE誘導を徹底
・年齢確認や注文もLINE経由で完結
こうしてLINEのリスト管理に力を入れていますが、「なぜXを活用しないのか?」 という疑問が残ります。
なぜなら、LINEはあくまで既存顧客のナーチャリングツール。ブランドを想起させ、再来店を促すには効果的ですが、新規顧客を捕まえる場ではありません。
その一方で、Xは新規リーチに最適なプラットフォーム。春水堂はこの「役割の違い」を理解し、Xで企画→LINEへ誘導という座組を構築しました。
結果、新規獲得と既存育成をシームレスにつなぐ成功モデルを作り上げたのです。これこそが、企業がXを集客チャネルとして今すぐ取り入れるべき理由です。
弊社にお任せいただけませんか?
弊社はXを主軸に、InstagramやTikTokなどSNSの運用支援も行っており、9月は残り4社限定で新規契約が可能です。
こんな課題をお持ちの方に特におすすめです
・SNSを活用して採用を強化したい企業様
・経営者アカウントを立ち上げたい方
・ブランド力を高めたい方
弊社はこれまで累計100社以上を支援し、年商数千万円規模の企業から上場企業まで幅広くご一緒してきました。
「Xの会社」という印象をお持ちの方もいらっしゃいますが、実際には某有名ホテルのInstagram運用なども担当し、各業種で大きな成果を出しています。
SNS全般で実績がありますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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